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弦楽四重奏曲第37番 (ハイドン) : ウィキペディア日本語版
弦楽四重奏曲第37番 (ハイドン)[げんがくよんじゅうそうきょくだい37ばん]

弦楽四重奏曲第37番ロ短調op.33-1は、オーストリアの作曲家、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンによって、1781年に作曲された弦楽四重奏曲である。op.33の6曲(第37番-42番)はまとめて出版され、この6曲は「ロシア四重奏曲」と呼ばれている。よって、この第37番ロ短調は、「ロシア四重奏曲第1番」とも呼ばれる。
*演奏時間:20分ほど
*作曲時期:1781年
*作品番号
 *Op. 33, No. 1
 *FHE No. 70
 *Hob. III. 37

==構成==
楽しく、かつ、訴える力のある作品である。作曲の経緯については、「ロシア四重奏曲」の項を参照のこと。
*第一楽章 Allegro Moderato
:簡潔ながらも、よく整った構造を持ったソナタ形式で書かれている。
*第二楽章 Scherzo (Allegro di molto)
:短いモティーフをカノン風に扱った音楽である。スケルツォとされてはいるが、とくに目立ったリズムの扱いはなく、あまりスケルツォ風の扱いは無い。
*第三楽章 Andante
:優美な楽章。
*第四楽章 Finale (Presto)
:情熱的なプレストである。第1楽章同様、整った精緻な構成をとる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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